初心者だからこそ伝えられる!初めての「ロードバイクの空気入れ」のやり方

初心者だからこそ伝えられる!初めての「ロードバイクの空気入れ」のやり方




どうも。
ロードバイク乗り(LV0)もっちゃんです。

自分がロードバイクを買ったのは3か月前のこと。

自転車屋のお兄さんに言われたのが
「ロードに乗る前に、絶対空気圧のチェックだけはしてください。
空気圧下がってたら、ちゃんと空気入れること
ちゃんしないと、パンクの可能性が高くなるし、乗り心地も悪くなります
約束ですよ。」

大事な大事なマイキャノンデール。
大切に乗るって決めてるから!
空気圧、完璧にするって約束するよー!

大事なマイキャノンデール

ところがですよ。
これが、意外と難しい。

というのも、ロードバイクのタイヤの空気を入れるところは、仏式バルブというもの。
今まで使ってたママチャリと全然違う。
圧力計がついた専用の空気入れじゃないと空気入れられないし。

もちろん、自転車屋のお兄さんは親切にやり方を教えてくれました。
でも、自分ひとりでやるとうまくいかない。

ネットの情報やメンテナンスのやり方を書いた本で試してみても、詳しく書かれていないポイントでハマったりして。

最近、やっと空気入れのコツをつかんできたので、ロードバイクの空気の入れ方をまとめておくことにしました。

めちゃくちゃ長文になったけど、気にしない気にしない。
書きたいように書くのが、このブログのポリシーだから。

というわけで。

ロードバイクを買ったばっかりで「どうやって空気入れたらいいの?」と悩んでいるアナタ。
空気圧をきちんと保って楽しく走るための「転ばぬ先の杖」として、ぜひご覧下さい。

空気入れのやり方

タイヤの空気入れのやり方を、細かく9ステップにまとめてみました。
超初心者の自分が迷ったり困ったポイントを書いておいたので、参考にして下さい。

慣れたらすぐできるようになりますよ。
ファイト!

1.タイヤの空気圧を確認

タイヤの空気圧

まずは、空気圧の確認から。
空気圧は上の写真のようにタイヤに書かれているはずなので、それを確認します。

空気圧は上限と下限があって、この範囲内にする必要があるんですよね。
まずは、この範囲内であることが必須。

さらに、よく言われるのが、基準は7BAR。
それを基準に、乗り手の状況に合わせて調整しましょう、ということ。

ただね。
「乗り手の状況に合わせて」と言われても分からないですよね。

なので、最初は空気圧の上限ー下限値を確認
その範囲に7BARが入ってれば、7BARでやってみるのがいいのではないか、と思っています。
もしくは、自転車屋さんに聞いてみるとより適切な基準値を教えてもらえるはず。

で、慣れてきたらちょっとだけ空気圧を変えてみる。
自分が一番いいと感じる空気圧を見つけていく。

それがいいのかなーと。

ちなみに

タイヤの空気圧

自分の場合は、写真の通り上限ー下限が6-8BAR。
最初は7BARで試しました。

特に問題はなかったのですが。
ちょっと気になって、上限の8BARと下限の6BARも試してみました。

結果、8BARはタイヤの振動がすごくて。。。
すぐ止めた。

6BARは路面の振動吸収ができて乗り心地がよくなると聞いたんだけど、7BARとあまり違いを感じなかった。
が、あるときちょっと大きめの段差でガンってなっちゃって。
「やばい!パンクするかも!」という不安を感じたので、止めた。

結局、今は7BARで快適に乗ってます。

多分、ロードうまい人はそれぞれの持論やこだわりがあるんだろうなー。
きっと”深い”分野なんだろーなー。
早くわかるようになりたい。。

2.バルブのキャップを外す

バルブのキャップ

この作業は問題なくできると思います。
注意するとしたら、キャップをなくさないことくらいかなー。

3.バルブの先を緩める

緩める前

バルブを緩める前

 

緩めた後

バルブを緩めた後

この作業は、バルブの先が固まって空気がタイヤに入りづらくなるのを防ぐための準備です。
4の空気抜きとセット。

ちなみに、バルブの先は一番上まで緩めても外れません。
いろいろ試した結果、一番上まで緩めておくことをおススメします

というのも、最初に調べたサイトで「適度に緩める」って書いてたから自分的に適度に緩めたんだけど、うまく空気が抜けないことがあったから。

結果、うまく空気が入らず、戸惑った覚えが。。。

4.バルブの先端を上から軽く押して空気を抜く

空気を抜く

これは、3とセットで空気をタイヤにきちんと入れるために行う作業です。
バルブの先っぽを押すと「プシュッ」て割と勢いよく空気がでてきます。

自分が初めてやったときは、思ったよりいっぱい空気が出てきて、ちょっと焦った。
けど、すぐ慣れます。

気にしないで「プシュッ」てしましょう。

5.空気入れをつなぐ

まず空気入れを差します。

空気入れを差す

そして、空気入れを差したら、ストッパーで固定します。
ストッパーの固定方法は、空気入れによっていろいろなパターンがあるようです。
ちなみに、自分の使ってる空気入れは、写真のようにストッパーを立てるタイプです。

空気入れを固定する

2019/3/6 ロードバイクに詳しい人たちに聞いたところ。。。
この空気入れが評判いいです!


ジョーブロー スポーツ III PPF07400

この作業、一番ハマりました

自分の場合は、自転車屋にあった一番安い仏式バルブ用空気入れを買ったんですね。
何種類かあったけど、違いわからなかったし。

で、空気入れをバルブにつないだのですが、空気を入れてもタイヤに全然入らなかったんです。

空気を入れても、6気圧半くらいでタイヤから空気がプシューって抜けちゃう。
さらに空気を入れると、空気入れとバルブの接続部分がスポッと外れる。

これ、原因は空気入れがバルブと浅くしかつながっていなかったから。
”斜めに差すとバルブが曲がるから気を付けて”というネット記事を読んで、恐る恐るつないでいたのが問題だった模様。

空気入れとバルブは、グッと深くつながっていないといけない

分かったら当たり前なんだけど、自分はそれになかなか気づけなかった。

空気入れが半端につながった状態で、偶然7barまで空気が入るまで空気入れの抜き差しを繰り返してたんですよね。

とにかく、ここに時間がかかっちゃってて。
最初は20分以上。
何回か空気を入れても、10分以上。

空気入れとバルブをグッと深くつなぐ感覚がわかってからは1分くらいで空気を入れられるようになったので、自分的には最大のポイントだと思っています。

6.空気を入れる

ここまでくれば、もう簡単。
空気入れを押して空気を入れるだけ。

空気入れがきちんとつながっていたら、空気入れを一番下まで押したときにものすごく空気が入ってる感じがあるはずです。
圧力計も、順調に増えていくし。

もし空気入れとバルブのつながりが浅かったり斜めになってたりした場合、空気を入れた後に空気圧が下がっていったり、空気入れとバルブの接続部分がスポッと外れたりします。
その場合は、5の手順からやり直して下さい。

7.空気入れを外す

この作業は、基本的には4の逆の手順になります。

自分の空気入れの場合、ストッパーを下げてから、空気入れとバルブを外す流れです。

特に悩むところはないと思いますが、自分の空気入れと同じパターンの場合、ストッパーを下げるときに手を打たないように気を付けてください
割と、ストッパーが勢いよく下がってきます。
自分は何回も痛い思いをしました。

また、空気入れを外したら、一度タイヤを触って空気がちゃんと入ってるか確かめるといいです。

ちゃんと空気が入っていたら、タイヤはかなり固くなっているはず。
指で押してブヨブヨするようだったら、空気がちゃんと入ってないです。

ちなみに、ストッパーを上げたタイミングで空気入れの先から空気が抜けるプシューって音がすることが多いです。
この音で「タイヤの空気圧下がったんじゃないかなー、大丈夫かなー」と不安になるかもしれませんが、大丈夫です。

8.バルブの先を締める

後は、バルブの先を締めていきます。
そんなに強く締めないでもOKです。

9.バルブのキャップを付ける

ここは問題なくできるはずですね。

以上、ロードバイクの空気入れのやり方でした。

空気入れるときの初心者的ポイント

この空気入れ、自分の経験から気を付けたほうがいいと思うポイントが2つあります。

1.ちゃんとバルブを緩めて、プシュってやるのを忘れない(手順4)
2.空気入れはバルブにグッと押し込んで、きちんとつなぐ(手順5)

ちなみに、自分がロードバイクの空気入れで迷ったことが3つあります。

空気入れるタイヤの順番ってある?

これは、どっちからでもいいと思う。
自分の場合、やりやすいので前→後、と入れてます。
特にこれまで問題は起こってないです。

空気を入れるバルブの位置はどこがいい?

これ、意外と悩みました。

バルブを上にしていれるのか、下にしていれるのか。

バルブが上のケース

バルブが上

 

バルブが下のケース

 

バルブを緩める前

ネットなどで調べてみると、バルブを上にしたほうがいいと言われるケースが多いです。

理由としては、

1.作業効率がよくないから

バルブが下だと
「 座って空気入れつなぐ」→「 立ち上がって空気入れる」→「 座って空気入れ外す」
という動作が必要で、めんどくさいし、大変。

2.タイヤにパンク防止用シーラントを入れていたら、バルブを下にして空気いれようとすると噴き出すから

自分はやったことないのでわからないが、自転車ショップ店員さんがそんなふうに書いてた記事を見た。

ただ、自分的にはバルブが下のほうがやりやすいと感じるので、下でやってます。

というのも、先ほど書いたように、作業5の空気入れをつなげるところでハマったから。
バルブが下だと、空気入れをバルブにつなげやすいんですよね。

空気入れってどのくらい時間かかる?

初めてやったときは戸惑いまくったので、20分くらいかかりました。
で、「こんなに時間かかるの??」と若干不安を感じたのを覚えてます。

ただ、今は慣れてきたので、1-2分もあれば終わります
恐らく、変にハマらなければ、数回も試せばそのレベルに行けるかと。

ロードバイクの空気の入れ方について

超初心者の自分の体験をもとに、タイヤの空気入れの方法をまとめてみました。
よければ参考にしてください。

空気入れで悩んだが故に、せっかく買ったロードバイクに乗る頻度が減った、とかになると本当にもったいないので。
ロード、ホントに楽しいから。

この記事が、少しでもお役に立てば幸いです。

ではまた!




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